6月23日(金)3コマ目
今日、やったこと
- [確認テスト]ルーティングテーブルを作る1 解説
- [確認テスト]ルーティングテーブルを作る2
- ARP
今日のホワイトボード
[確認テスト]ルーティングテーブルを作る1 解説
前回実施した確認テストの解説です。
やっていることは今までと変わりはありませんが、多くの方が/18にやられてました。
ネットワーク図中の各機器のネットワークアドレスを調べると以下のようになります。
| 図中での位置 | IPアドレス | 3バイト目を2進数へ | ネットワークアドレス |
|---|---|---|---|
| 左上ネットワーク | 172.16.1.10/18 | 0000 0001 | 172.16.0.0/18 |
| 172.16.1.11/18 | 0000 0001 | ||
| 172.16.2.10/18 | 0000 0010 | ||
| 172.16.0.1/18 | 0000 0000 | ||
| 右上ネットワーク | 172.16.72.10/18 | 0100 1000 | 172.16.64.0/18 |
| 172.16.126.1/18 | 0111 1110 | ||
| 172.16.74.1/18 | 0100 1010 | ||
| 172.16.64.1/18 | 0100 0000 | ||
| 右下ネットワーク | 172.16.129.35/18 | 1000 0001 | 172.16.128.0/18 |
| 172.16.132.36/18 | 1000 0100 | ||
| 172.16.143.1/18 | 1000 1110 | ||
| 172.16.128.1/18 | 1000 0000 | ||
| 左下ネットワーク | 172.16.194.10/18 | 1100 0010 | 172.16.192.0/18 |
| 172.16.196.10/18 | 1100 0100 | ||
| 172.16.200.1/18 | 1100 1000 | ||
| 172.16.192.1/18 | 1100 0000 |
結局、ルーターの先に4つのネットワークが繋がっていることがわかります。
|
|
| 図 ネットワークアドレスをチェックすると |
ホストA~ホストDのルーティングテーブルは以下のとおり。
|
|
| 図 ホストAのルーティングテーブル |
|
|
| 図 ホストBのルーティングテーブル |
|
|
| 図 ホストCのルーティングテーブル |
|
|
| 図 ホストDのルーティングテーブル |
ルーターのルーティングテーブルは以下のとおり。
|
|
| 図 ルーターのルーティングテーブル |
ARPとは
ARPはAddress Resolution Protocolの略で、IPアドレスからMACアドレス変換の手順をまとめたプロトコル。
そもそも、パケットが宛先にたどり着くには以下のように処理される。
①IPがルーティング
次に送る宛先が決まる。
なお、IPでパケットに付加されるIPヘッダにはこのパケットが最終的にたどり着きたい宛先のIPアドレスが書き込まれる。
②イーサネットがパケットを送信
IPから指示された宛先へパケットを送信。
イーサネットでパケットに付加されるイーサネットヘッダにはIPから指示された宛先のMACアドレスが書き込まれる。
ここで、IPとイーサネットで異なる宛先情報を使っていることが問題になる。
- IPがルーティングの結果、指示する次の宛先はIPアドレスで指示する
- イーサネットはIPから指示された宛先のMACアドレスが必要
ここで、IPアドレスからMACアドレスへの変換方法を決めたのがARP。
| 図 IPアドレスからMACアドレスへ変換する手順がARP |
ARPでIPアドレスからMACアドレスへ①
まず、ARPテーブルを確認。
ARPテーブルは過去にARPに従って取得したIPアドレスとMACアドレスの対応表。
よって、調べれば調べるほどARPテーブルはデータ量が増える。
逆に起動直後はARPテーブルには全くデータがない。
| 図 ARPテーブル |
このARPテーブルに調べたいIPアドレスがあれば対応するMACアドレスを取得して終わり。
なければ、次のステップへ。
ARPでIPアドレスからMACアドレスへ②
ARPリクエストパケットを送信する。
ARPリクエストパケットとは、「IPアドレスxx.xx.xx.xxをお持ちの方、MACアドレスを教えてください」のような問い合わせをするパケット。
どの宛先に送ればいいかわからないため、このパケットは全てのPCが受信できるようになっている。
ARPでIPアドレスからMACアドレスへ③
ARPレスポンスを送信する。
ARPリクエストを受信したPCのうち、問い合わせが自分宛なら、ARPレスポンスパケットを返信する。このARPレスポンスパケットは「お問い合わせのIPアドレスxx.xx.xx.xxのMACアドレスはxx:xx:xx:xx:xx:xxです」のような解答のパケット。
このパケットはARPリクエスト送信元だけが受信するように送信される。
次回は
ARPをもう少し詳しくやります。